MSWの仕事や役割とは?相談の方法や内容は?

      2017/09/26

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突然ですが、MSWという人を皆さんはご存知でしょうか?

MSW(Medical Social Worker)=医療ソーシャルワーカーとは、病気やケガで入院・通院をされている患者や家族が抱える生活問題に対して、福祉の観点から支援を行う仕事をしている人のことです。

このサイトでは、突然の入院や長期療養の中で発生する様々な生活問題に焦点を当て、解決に向けた方法をご提示できればと思っています。

皆さんが抱えている問題の解決に向けたお手伝いができるよう、現役MSWである私がわかりやすく解説をしていきますので、是非ご覧ください。

 

MSWはどんな人?

病院にはたくさんの職種がいる

上述しましたが、MSW(Medical Social Worker)=医療ソーシャルワーカーとはどんな人なのでしょうか?

病院には医師や看護師以外にたくさんの職種が働いています。

例えばリハビリを行う理学療法士・作業療法士・言語聴覚士といったセラピストや、栄養の観点から健康管理を行う管理栄養士、薬剤師や検査技師、医療事務などです。

医療ソーシャルワーカーもその中の1つに入っており、それぞれの職種が専門性を生かしながら、患者や家族の療養生活を支えているのです。

では、MSWは具体的にどんなことをしてくれるのでしょうか?

 

MSW(医療ソーシャルワーカー)の仕事や役割

例えば医師は患者の病気やケガに対する診察や治療、看護師は治療に関わる様々なケア、理学療法士は回復に向けたリハビリといったように、どのようなことを患者に行うのかがわかりやすい職種です。

一方、ソーシャルワーカーの仕事はよく「相談業務」と言われ、どんなことをしてくれるのかがややボンヤリとしてわかりづらいと指摘されることがあります。

ここで言う相談業務とは、病気やケガによって発生する療養上の問題や、その後の生活に関する問題に対しての相談を指します。

さらには、患者を取り巻く家族や環境をも含めた相談に発展することもあり、実はとても幅広い分野の相談にのっているのです。

では、ここで言う問題とは、どのようなものがあるのでしょうか?

 

生活問題ってどんな問題?

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病気になると出てくる問題

突然の病気やケガで発生する生活問題は実に数多く存在します。

そして、すべての問題は一律的に起こるものではなく、患者や家族の状況によって異なり、1つとして同じ状況になるとは言えません。

それぞれの病気の状態や家族関係、生活環境や経済状況は異なるため、どういった支援が必要なのかはその人その人で変わってくるのです。

例えば、以下のような問題が発生することが考えられます。

  • 病気そのものへの不安

今起こっている病気やケガが今後どのようになっていくのか、先行きが見えず不安な気持ちになります。

主治医が病状説明で見通しを話してくれることもありますが、中には見通しをつけるのが難しい病状である場合や、心の整理がつかないことで説明をきちんと理解できないことも考えられます。

  • 治療費についての不安

病院にかかると必ず発生するのが医療費です。

検査などで予定した入院であればまだしも、突然の発症での入院や、長期間の通院による治療費の心配をされる方も少なくありません。

  • 障害に対する不安

病気やケガそのものは治ったとしても、体に障害が残るケースは考えられます。

交通事故による後遺症や、手術によって起こる体の変化など、その後の生活に影響することへの不安が発生することもあります。

  • 介護や育児への不安

例えば患者本人であれば病気をした後に介護が必要となった場合、誰がどのように支えてくれるのかが心配になることがあります。

逆に、家族の視点からは患者をどう介護すればいいかということが現実問題として発生するようになります。

患者が子どもであればどう育児をすればいいのかも問題として挙げられるでしょう。

また、患者本人に介護や育児を必要とする家族がいた場合、自身のことだけでなく家族の生活についても心配が及ぶことがあります。

  • 仕事に対する不安

病気やケガによって仕事を長期間休まざるを得ない状況になることも考えられます。

休業に伴う収入や復職への不安はもちろんのこと、場合によってはそれまで担っていた業務内容の変更や退職を余儀なくされることもあります。

 

生活問題にはどう対処する?

上記のような生活問題はどれか1つだけが発生するのではなく、様々な問題が複雑に絡み合って発生することが多いのが特徴です。

そのため、問題を解決するには複雑に絡み合った問題を解きほぐすことが必要となります。

表面的な問題を解決するだけでは根本的な解決には至りにくく、再度同じような状況になった時に同じような問題を繰り返すことになります。

発生した問題の原因がどこにあるのか、原因に対する対処法として何をすれば良いのかといったことを多角的な視点から考えていく必要があるのです。

 

困ったらMSW(医療ソーシャルワーカー)へ相談!

上記のような生活問題は決して1人だけで解決できるものばかりではありません。

特に患者本人であれば治療もありますので、すべてに頭を回して対処することは決して簡単なことではありません。

そんな時こそ、生活問題を解決するための専門家であるMSWへ相談してみましょう。

規模の大きい病院であればMSWがいることが多いので、まずは病院のスタッフに声をかけてみることをオススメします。

病院スタッフへ悩みを話すと、逆にスタッフの方から「医療ソーシャルワーカーと相談しませんか?」という風に紹介されることもあるでしょう。

どんな些細なことであっても、また悩みや相談事がまとめられず、明確になっていない場合でも気軽にご相談ください。

MSWは悩みや相談事を一緒に整理し、明確にするお手伝いもできます。

最初はちょっぴり勇気がいるかも知れませんが、そのほんの少しの勇気が今後の生活を良い方向へ大きく変えることもあります。

困った時こそ、MSWへ相談しましょう!

 

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