病院を受診する時は化粧をしていかない方が良いのでしょうか?

様々な病気の治療のために通院される女性はたくさんいますが、診察や検査によってどんなメイクをしていけばよいのか悩まれる方もいらっしゃるのではないかと思います。

一体、どんな化粧で受診するのが一番良いのでしょうか?

今回は病院を受診する時の化粧について、診療科や検査での注意点も踏まえて解説していきます。

目次

病院を受診する時の化粧はどうすればいい?

女性にとって化粧は他人にどう見られるか、自分をどう美しく表現できるかというかなり重要なポイントになるものです。

私は男性なのですが、きちんと似合ったメイクをしている人を見ると良い印象を持ちますし、逆にTPOにふさわしくない化粧をしている人はあまり良い印象を抱かないことが多いです。

では、病院を受診する時は化粧をするべきなのでしょうか?

早速見ていくことにしましょう。

基本的に派手すぎないメイクが良い

病院は治療をする場所なので、基本的に化粧をしなくても問題は無いところです。

しかし、そうは言っても他の患者や病院スタッフなど人目に触れてしまう環境であることは間違いないので、どうしても他の人の目が気になるかと思います。

もちろん、化粧をしてくる方もいますが、するのであれば基本的に派手すぎないメイクにしておく方が良いでしょう。

 

派手なメイクは病院という場所にそぐわないため、張り切って必要以上に化粧に力を入れなくても大丈夫です。

また、厚化粧のために顔色の変化を医師が読み取れないという可能性もあります。

正しい診察結果を導いてもらうために、顔色がわかりやすいナチュラルメイクを心がけましょう。

しんどい時はすっぴんでOK!

受診に来られる方の中には、とてもしんどい状況で化粧をする余裕も無い人もいます。

もちろん、しんどい時に無理をして化粧をしてくるのではなく、すっぴんのまま早めに受診することが良いです。

化粧をするかどうか悩んでいる時間があれば、その分早めに受診できるよう身支度を整え、診察してもらった方が、しんどさも早く改善される可能性があります。

他の人もしんどい状況で来ているので、案外すっぴんで来ても気にされないことが多いですね。

顔の皮膚が病気の時はすっぴんで!

もししんどい状況でない場合でも、すっぴんで来た方が良い場合があります。

それは、顔の皮膚に関する病気の診察を受ける時です。

化粧は皮膚に化粧品を塗る作業になるため、少なからず皮膚に何らかの刺激や影響を与える行為です。

化粧によって皮膚の病気が悪化してしまう可能性や、診察時に病気となっている皮膚の状態が正確に把握できないことは避けなければなりません。

そのため、顔の皮膚に関する病気の診察を受ける時はすっぴんで行くようにしましょう。

歯科受診時は口紅を落とすこと!

同様に、歯科受診時は口紅を落としておいた方が良いとされています。

当たり前ですが、歯科受診は口の中を診察しますので、口の開け閉めやうがいを行うことが多いです。

口紅をしていると検査器具に口紅が付着して必要以上に汚染されてしまったり、うがいの時に口の周りを汚してしまったりとあまり良いことがありません。

受診の直前に口紅を落としておき、受診が終わったら再度口紅を塗ればこの問題は解決されますので気を付けてみましょう。

MRI検査時はグロスに注意!?

化粧をしたまま検査をする時、見落としてしまいがちなのはMRI検査を受ける場合です。

MRIは磁場を人工的に作り、体内の撮影を行う機械で、詳細な状態を把握するために行われる検査です。

この検査ですが、磁場を起こしている機械の中に体が入っていくことから、塗っているグロス内に鉄粉が含まれていた場合にやけどのような症状を引き起こす可能性があるのです。

最近はラメ入りの化粧品も増えており、うっかりグロスを落とさずに検査を受けて大変なことになってしまう方もいるそうです。

そのため、使用する化粧品の成分にも十分気を付けて、検査に影響しないものを使用することを心がけましょう。

病院受診時のオススメメイクを紹介!

ここまでは病院を受診する時に化粧をした方が良いかについて解説してきました。

理想はすっぴんでの受診ですが、そうは言っても難しい・・・。

そんなアナタに受診時のオススメメイクについて解説していきたいと思います。

ナチュラルメイクで受診しよう!

すっぴんは恥ずかしいけど派手なメイクも難しい・・・そんな時こそナチュラルメイクを心がけてみましょう。

すっぴんほどではないけどきちんと整った化粧をしているという女性は、病院への受診時に限らず男性ウケも案外良いものですよ。

ポイントはメイクを重点的に行いたい部分をあらかじめ1ヶ所決めておき、他の部位は力を入れず簡単に済ませるということです。

あれこれ化粧を盛りすぎるとメイクで顔色がわからなくなってしまったり、検査に引っ掛かる化粧品をうっかり使ってしまったりと良くないので、目立たせたい箇所だけ行い、他は下地程度の薄いメイクにしておくと良いです。

すっぴんを隠したい時はマスクをつけよう!

仮にすっぴんで受診する時、他の人の目が気になる方は多いかと思います。

そんな時はマスクをつけてみましょう。

病院の中なのでマスクをつけている人は当然いるので目立ちませんし、他の人の病気から自身を守ることにもつながるので一石二鳥です。

診察の時にだけ外せば他の人からはすっぴんであることはわかりづらいので、上手に活用してみましょう。

このマスクは医療者も使用しているタイプのものなのでオススメです。

終わりに

今回は病院受診をする時に化粧をするべきかどうかについて解説してきました。

今回お伝えした内容をまとめると以下のようになります。

  • 受診時はすっぴんが望ましいですが、基本的に派手すぎないメイクであれば構いません。
  • 顔の皮膚が病気の時はすっぴんで行きましょう。
  • 歯科受診やMRI検査時は一時的に化粧を落とした方が良いです。
  • ナチュラルメイクでの受診やすっぴんにマスク着用が良い方法となります。

病院に行く時のメイクに悩んだ時はこの記事を思い出してみましょう。