脳卒中になったら知りたい仕事とお金のこと

      2017/10/12

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ある日、突然脳卒中で倒れてしまった・・・。

このことは実は誰にでも起こり得ることです。

突然だからこそ出てくる様々な悩みや困りごとは、脳卒中になった人や家族に大きな影響を与えます。

実際に脳卒中になったらどんなことに困るのかを解説していきます。

脳卒中とは

脳卒中とは脳梗塞脳出血くも膜下出血の3つに大別される頭の病気です。

それぞれ病気になる仕組みが異なりますので、以下に簡単に解説します。

脳梗塞

脳梗塞頭の中にある血管が何らかの原因で詰まってしまい、詰まった先の脳細胞に血液が流れなくなった結果、脳細胞が壊死してしまう病気です。

血管が詰まる原因はいくつかありますが、よく挙げられる理由の中の1つは動脈硬化です。

動脈硬化は食習慣や高血圧などが原因で血管の内壁が太くなって狭くなってしまう状態のことです。

狭くなった血管は血液が通りにくくなりますので、他の部位から飛んできた血栓が詰まったり(脳塞栓症)、狭くなった血管自体が出血して血栓を作り塞いでしまったり(脳血栓症)という状況になります。

脳出血

脳出血脳の中にある血管が何らかの原因で破れ、脳内に出血してしまう病気です。

脳梗塞と同様に動脈硬化で血管が弱くなっているところに高血圧になる状況が重なると、血管が耐えきれず破れてしまうのです。

くも膜下出血

くも膜下出血脳動脈にできた瘤(りゅう)という血管のこぶが破れ、脳を覆うくも膜へ出血してしまう病気です。

瘤は生まれながらにして発生していることが多いのですが、高血圧などその後の生活習慣によって大きくなることが多いとされています。

つまり、生活習慣などが原因で瘤が異常に大きくなると、膨れた部分の血管が血圧に耐えきれなくなり破れてしまうのです。

また瘤は1ヶ所だけでなく複数の箇所にできていることが多いため、再発の可能性も十分あり得ます。

 

脳卒中の特徴

では脳卒中の特徴はどのようなものなのでしょうか?

突然発症し重篤化することが多い

脳卒中は何の前触れもなく、突然発症することが多いのが特徴です。

先程まで元気だった人がいきなり倒れるなんてことも特別なことではないのです。

一応、前駆症状が全くないわけではないのですが、知らないと見落としてしまいがちであり、結局重篤化して救急搬送されるケースが多くなっています。

特に発見が遅れると、最悪の場合死に至る可能性も高い病気となっています。

様々な後遺症が残る可能性が高い

脳は体のあらゆる動きを司る器官になっています。

その器官が病気になると、病気になった脳の部位によって様々な身体症状が出現します。

また、脳細胞は一度傷ついたりダメージを受けると二度と元に戻らないものですので、脳卒中の程度によっては重い後遺症が残る可能性もあります。

再発の危険性がある

脳卒中は生活習慣に起因する面が大きく、生活を改めないと再発する可能性が高くなります。

特に、一度脳卒中になった人は脳卒中になっていない人より再発の可能性が高くなると言われています。

一度脳卒中になったら終わりではなく、一生涯にわたって再発防止に向けて気を付けないといけないのです。

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脳卒中と生活問題

では実際に脳卒中になるとどのような生活問題が出てくるのでしょうか?

仕事の問題

現役で仕事をしている人は突然の発症で休業せざるを得なくなってしまいます。

休んでいる間の収入はどうなるのか、職場にはいつ復帰できるのか、また同じ業務ができるのか、といった問題が起こることは想像に難くありません。

お金の問題

脳卒中の場合、よほど軽症でない限りは入院して治療を受けることになります。

予定した入院でないことが多いと思われますので、入院費は想定外の支出になることでしょう。

ただでさえ休業している時に支出が発生しますので、不安に思われる方も当然です。

体の問題

脳卒中の後遺症が重篤である場合、退院後の生活をどうするかという問題が発生します。

介護が必要となる方もいますし、日常生活は送れるレベルであってもこれまでできていた動作ができなくなる人もいます。

例えば、正常な判断を下すことができなくなったり、自動車の運転ができなくなったりなどが挙げられます。

介護・家族の問題

脳卒中になった人を支える家族にも影響が出てきます。

脳卒中になった人の介護が必要になる場合はもちろんのこと、もし別に介護を必要とする家族がいたとしたら・・・。

特に病気になった本人が主介護者であった場合、新たな主介護者をどうするかという問題も発生することでしょう。

また、本人がそれまで担っていた家族内での役割にも変化が出てきます。

本人が行っていた仕事や家事を誰が担うのかも重要な課題になります。

療養先の問題

脳卒中の後遺症が重篤であれば、救急の治療が終わり次第リハビリが開始になります。

場合によってはリハビリを専門に行っている病院への転院を打診されることもあるでしょう。

また、リハビリも効果を成さないほど重篤な状態であれば長期療養が可能な病院や介護施設の紹介を受けることも考えられます。

事前情報が無いままに病院や施設を探すことが、果たして良い療養につながるのかという問題が発生するのです。

 

終わりに

脳卒中によって様々な生活問題が発生することが考えられます。

それぞれの問題についてどう対処すればよいのかを、今後1つずつ解説していきます。

もし脳卒中によって発生した悩みや困りごとがあるのならば、迷わずMSWへ相談してみて下さい。

MSWの仕事や役割とは?相談の方法や内容は?

1人では解決できない問題もありますので、気軽に尋ねてみましょう。

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